心の音

心に浮かんだ言葉を書き残しています。時折、写真と共に。

大失恋の立ち直り方

風邪で寝込む旦那産の看病を頑張った日。

 

今日はお題から。

お題「大失恋をしたときどう立ち直りましたか?」

 

大失恋。

一度だけものすごくダメージを受けた恋がありました。

 

過去の恋愛について語るのはなんだか恥ずかしい。

というか秘めておきたい部分でもあるので。

どう立ち直ったか?と言う部分のみにフォーカスを当てていこうと思います。

 

私が大失恋をした当時、amazarashiのツアーに行く機会がありました。

“未来になれなかった全ての夜に”ツアー。

 

ライブの最後、ボーカルの秋田ひろむさんが

“思ったことは言葉にするべきです”(のような雰囲気の言葉)

と仰っていて。

 

当時相手に言いたいこと聞きたいことを全て心の中にしまっていました。

どんどん連絡が来なくなり、LINEは既読無視や電話も出てもらえなくて。

けれど私の気持ちを言ったらもっと嫌われる、迷惑になると。

今思えば完全に依存していました。

ひろむさんの言葉に背中を押されて心の中積もった言葉を相手に伝えることに。

 

結果、変らずの既読無視。

 

心の全てを伝えても無視できるんだ。

それほどどうでも良い存在だったんだ。

と吹っ切れたのを覚えています。

 

思ったこと全てを言葉にするのは時に誤る事でもあるけれど、本当に言葉にするべき場面もあるのだと感じました。

 

立ち直るのはそう簡単ではなかったです。

もしかしたら何事も無く帰ってくるのかも。

そんな風に期待してはスマホを眺め来ない通知を待ってみたり。

食事も喉を通らず、自分の身体の半分を無くしたような気持ちでした。

相手が何も言わずフェードアウトしたので、理由もわからぬまま。

忘れたくても離れたくても、簡単にできませんでした。

はっきりさよならと言われたら、もっと早く吹っ切れていたかな。

 

Aimer『Words』と言う曲を聞いては涙を流す日々。

(作詞作曲は阿部真央さん)

 

youtu.be

 

歌詞全て当時の私の気持ちぴったりで。

 

“明けてく空に まだ見ぬ明日を願って

「さよなら、貴方」 私からこの言葉を

また前を向けるように”

 

歌詞はここで終わるのですが、この最後が少し心に光を差してくれる感覚。

さよならをこの曲と共に心の中何度も続けて。

たくさんの涙と時間が少しずつ少しずつ自分をいやしてくれました。

 

そしてやっと前を向けるようになった頃。

自分一人で生きていこうと思っていたぐらいなのですが、旦那さんと出会い今があります。

 

そんな風に私は立ち直りましたが、今でも思い出せば胸がちくっと痛む記憶です。

立ち直ったけれど、痛みは痛み…ですね。