心の音

心に浮かんだ言葉を書き残しています。時折、写真と共に。

里心ついてから。

先月、約2年ぶりに私の地元に帰省。

こんなにいい場所だっただろうか。

正直、後悔しなかったといえば嘘になる。

結婚した時には気が付かなかった。

結婚し、家を出る時母に言われた。

こういう人生じゃない道だって選べたんだと。

その言葉の重さを今になって感じる。

けれど戻ることなどできないし、あの頃他の道など選ばなかった。

旦那さん以外の人と結婚する道などあり得なかった。

 

ずっとここ数日考えている。

無いとは言えない海外赴任の可能性。

その時私はどうするのだろう。

色々考えたらしんどくなる。

持病がある旦那さん一人で行かせるなんて出来ない。

けれど私も持病があって、3ヶ月に一度は通院が必要な身体である。

色んな事が私にとってはすごく大変で、飛び込めばいい!なんて精神力も無さそうで。

 

年収が下がっても構わないから、私も働くから、転勤のない仕事に変えてほしい。なんて口が裂けても言えない。

子どももいない私達は力を合わせたら生きていける。

家族みんなで同じ場所に暮らせていたらそれ以上何も望むことはないのに。

 

私は多分、妻としては失格なのかもしれない。

旦那さんの仕事に理解を示して黙って笑顔で付いていく。

それができていない(であろう)自分。

毎日笑顔でいよう!と頑張っている。

それでも心の中ではこんなことを考えていて申し訳無さを感じる。

 

ここ数日そんなことをダラダラ悩んでいる。

帰りたい。

ちょっとだけしんどいけれど、旦那さんには笑顔。

誰にも心配はかけられない。

親にだって泣き言はいえない。

そこは帰る場所では無いから。

 

旦那さんにも、誰にも泣き言を言わずずっと本心を隠して我慢している。

それが、大人なのだ。

きっとみんなそうやって頑張って生きているのだ。

そう思うから。

でも泣き言を言いたくて、逃げたくて、吐き出したくて、誰にも見つからないここに私の気持ちを書いている。

 

私は家族みんないっしょに、大好きな場所でずっと過ごしたいだけなのに。

それが、すごく難しいなんて。

 

ただの泣き言。

知恵袋や小町を読んで、厳しい言葉をたくさんみて、少し参っているので甘いわ!と思ってもコメントは要りません。

分かってます、分かってるけど、ブログくらい私の場所なんだから好きに吐き出させてください。