夏の暑さが永遠に感じた日。
今月のPVが100を超えたそうです。
ありがとうございます。
1人に届けばいいやと思って書いているので、100人の方の目に届いたのは嬉しいです。
幼い頃の自分は自分の意見を言えない子。
そして心の中の黒さの正体が分からずに、振り回される子。
当時は小学校低学年。
フルーツの消しゴムが乗った鉛筆キャップが女の子の間で流行。
とても可愛くてどうしても欲しかった。
母にそのキャップが欲しい!とねだる。
「みんなが持っているものなんて欲しいの?」
と言われ結局別のキャップを買ってもらった。
だけどそのキャップが欲しかった。
お昼休み。
私は教室にひとり。
とうとう鉛筆キャップを盗んでしまった。
お昼休みが終わり。
盗まれたと騒ぎが始まった。
ヤバい…
と思った私は咄嗟に見つけたよ!と差し出し事態は沈静化。
この話はここまでだが、彼女には謝ることが未だにできていない。
現在まで罪悪感は消えることはない。
こんな記憶もある。
祖父母と両親で私の誕生日プレゼントを買いに行った。
「友達と遊ぶトランシーバーが欲しい」と私が控えめに言う。
「そんなの使わないじゃない、こっちが本当はほしいんでしょう?」と母。
仕方なく母の言う物を買ってもらったのだった。
大きくなってくると母の機嫌を損ねると彼女が許すまで眠ることは許されなかった。
ごめんなさい私みたいな人間は早く死ねばいいと思います。
幾度も頭を下げ泣いた。
日が昇り母が眠くなるとお開き。
泣き腫らし睡眠不足で登校する事もしばしば。
「感動映画を夜更しして観てたら目が腫れちゃって。」
そんな嘘だけはつき続けた。
勿論心はぐちゃぐちゃになった。
自分を傷つけるのは誰もが通る道。
不思議なことに自分を傷つけていると心がじんわり暖かく安らいだ感覚になった。
典型的な毒親育ち。
けれど毒親話がしたいのではない。
そう育ってきたから見えるものがあって。
私にしか見えない世界を意外と気に入っている。
ちょっと重苦しいときもあるけれど。
それすらも私らしくていいなと感じる。
今は母を恨んでもいない。
彼女も愛が足りずに育った人間。
精神疾患も発症していたかもしれない。
母として女性としても相当苦しんだはずだ。
思った事を言えず心の闇に振り回された子は、心の闇を力に変えて言葉を紡げるようになった。
そうなれたのは大人になってから。
たくさんの人が私に愛を伝え、育て直してくれたからである。
今はもう会えぬ人達もいる。
いくら感謝しても足りない。
これからも届く人に届くようなブログを書き続けていきます。
よろしくお願いします。