心の音

心に浮かんだ言葉を書き残しています。時折、写真と共に。

田舎から出たことがなかった人間が都会に来た話

掃除をとても頑張った日。

 

最近暑すぎて外出がままならない。

こちらに越してきて早1年。

やはり暑さにだけは慣れない。

人が住める環境じゃないなと思う。

 

こちらに越してきて1年。

初めこちらに来たとき、自転車にはねられそうになった。

歩行者なのに自転車のオバサンに舌打ちされたこともあった。

地元は殆ど車社会だし自転車などほぼ居ない。

カルチャーショック、最悪のスタートだった。

 

しかし1年で犬友さんができたり、その後は充実した生活が出来ている。

友人と呼べるほどの人は居ないけれど今のところ問題ない。

 

人間はいつからでも何処ででも、新しいスタートを切ることが出来るのだなと感じる

 

いつの間にか知り合いが増えていくことがとても楽しい。

 

旦那さんと結婚するまで20年超一度も地元を離れたことがなかった。

就職も実家から徒歩圏内、本当に狭い世界で生きてきた人間だ。

同窓会では地元出て見ろよと同級生から見下されたりもした。

見下されてもなお、住み慣れた土地を離れることが怖かった。

 

そんな私が地元を離れ旦那さん以外誰も知らない土地で生きている。

人生何が起こるか分からないよなぁ。

 

誰かが私に言った。

世界は広いんだと。

いろんな場所を見て欲しいと。

 

様々な場所で生きる人々と関わって。

自分の世界は確実に広がっている。

 

不安症な自分の核は変わることはない。

けれど少しだけあの頃よりは強くなったんだ。