心の音

心に浮かんだ言葉を書き残しています。時折、写真と共に。

私にとっての渋谷

枝豆が半額になると買ってしまう病をどうにかしたいと思った日。

 

今日はちょっとだけ働いていたお店でお買い物。

私のことを名前まで覚えていてくれた同僚のおばちゃま。

誰かの記憶に残ると言うことはこんなにも嬉しいことなんだ。

 

暑い!以外話題がないので先日渋谷に出かけた話でも。

私は渋谷が苦手。

元々人混み嫌いだし、なんだかぐちゃぐちゃしているのが肌に合わない。

HSPなので割と感覚が敏感。

土地の空気感などに影響されやすい。

情報量があまりにも多すぎるとごりごりにメンタルがやられてしまう。

仕事で仕方なく訪れた街(2回目)

 

路上に転がる人うなだれる人

路地裏から出てくる強面の人

溝の臭い

入れ墨の足が覗くミニスカート

外国人をナンパする日本人

ビルに阻まれる空

大型スクリーン

スタバに並ぶ外国人。

 

情報量の多さにアタマがプシューっと音を立てて止まってしまった。

あの街に居ると自分という存在がかき消される感覚になる。

 

それを求める人も居るのだろうか。

 

脳内ではAmazarashi『渋谷の果てに地平線』が流れ続ける。

Amazarashiについては後日記事に書きたいと思うぐらい愛しているバンド。

とにかくこの曲がぴったりな街で、わたしのこころだった。

 

帰りにケーキを買った。

選んでいると、ようやく私の存在が此所に感じられた。

 

2時間ほど滞在したが早く帰りたくて仕方なかった。

仕事が終わり、急ぎ足で電車に向かう。

家の玄関を開けるといつも通り飼っている犬の鳴き声。

普段はうるさい声に、この日はなぜかほっとした。

 

初めて109に入った。

若者のキラキラが眩しくて、自分の青春を思い出した。

若者のエネルギー。

それだけはこの街の良さだよね。